血液検査項目で何がわかる?

今回は、血小板について紹介します。

年に1度は健康診断を受けている方は多いと思います。

検診結果の1つに血液検査の結果がありますね。

  • 毎年もらうけれど何が書いてあるのかわからない
  • 誰も解説してくれない
  • 特に気にしたことがない

上記のように思っている方は多いと思います。過去私もそうでした。

これが本当にもったいない。

血液検査データは、体の中で起こっていることを唯一知らせてくれるデータです。

知らないは損!何が書いてあるのか、健康状態はどうなのか知る手がかりになりますよ。

今回は血小板を紹介します。

ぴろりんこ
分子栄養学カウンセラーのぴろりんこ(@piro25_com)です。このサイトでは、主に調理家電で作る貧血予防・タンパク質摂取アップのレシピと、旅の記録を発信しています。

血液検査の目的

血液を検査することで、自分では気づかない、詳しい体の状態を知ることができます。血液検査をする主な目的は、病気の原因を調べる、診断の確認をする、病気の進行度合を調べる、治療効果を確認する、などがあります。また健康な時でも健康診断を受けることで、病気の早期発見、早期治療につながることはもちろんですが、生活習慣を見直す良い機会となります。

利根川中央病院「血液検査で何がわかるの?」

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健康診断で血液検査をする主な目的は、「病気の早期発見、早期治療」です。

分子栄養学では、ドクターさんは消防士、高値(炎症があり病気と認められる可能性が高い状態)は火事に例えられます。

血液検査は、体の中で火事が起こっていないかを確認するためのものです。

火事になっていた場合は、消防士さん(ドクター)に火を消して(診察と治療)もらいます。

火事でない場合は、特に指摘がないのが血液検査です。

ほとんどの場合、大きな病気は発症していないので何のフィードバックもないのが血液検査です。

血小板の役割と検査の目的

血小板の役割と検査の目的について紹介します。

血小板の役割

血小板は、血液に含まれる細胞成分の一種。

血栓の形成に中心的な役割を果たし、血管壁が損傷した時に集合し、その傷を防ぎ止血する作用を持ちます。

切り傷やすり傷で出血した後に、かさぶたになりますね。子供の頃の膝小僧を思い出しました。

かさぶたを作ってくれるのが血小板の役割です。血小板血栓を作ることにより止血します。

血小板検査の目的

血小板検査の目的を紹介します。

  • 目的 血小板数の以上を調べる
  • 基準値 14.5~37.9万uL
  • 高値の場合 40万uLが高値と考えられる。感染症、本能生血小板血症などが疑われる。
  • 低値の場合 10万uLが低値と考えられる。再生不良性貧血、急性白血病、巨赤芽球生貧血などが疑われる。

血小板の値が高い場合は、血を固める働きが作動しているとみなします。

血液検査項目の血小板の値は、炎症マーカーなのです。

(遺伝的な影響もあるため、一概に基準値だけでは測れない部分もあります)

血小板 その他の傾向

  • 血小板数の減少 出血傾向にあるとみなされる。怪我などで出血しないように注意する。
  • 血小板数の増加 血栓傾向にあるとみなされる。脱水症状にあるため、水分補給を十分に行う。四肢のしびれなどにも注意する。

分子栄養学的血小板値の見方と炎症について

分子栄養学的血小板値の見方と慢性炎症について紹介します。

分子栄養学的血小板値の見方

分子栄養学的には好ましい血小板の値は20万uLが好ましく、マックス25万uL以下、それ以上の場合は炎症があると読みます。

切り傷もない場合、どこが炎症しているのか?

それは体内で炎症が起こっているのです。

炎症について

炎症ってやけどやケガやウィルスじゃないの?と思われると思います。

それも炎症です。急性炎症です。

炎症には急性炎症と慢性炎症があります。

本来治るべきものが治らず、長く患う炎症を慢性炎症と言います。

胃痛や便秘、肥満やアトピー性皮膚炎やストレスも慢性炎症です。

体は異常に対して恒常を保とうと働きます。その働きは痛くもかゆくもないけれど、体内では異常に対して元に戻そうと懸命に働き続けています。

その働きでは対応しきれなくなると病名のつく病気になります。

私は軽度の潰瘍性大腸炎です。潰瘍性大腸炎はストレスがかかり過ぎると発症するのですが、私にはその自覚はありませんでした。

腸管は見えないので特にわかりづらいです。遺伝的な弱さもありますが、ストレスの蓄積や睡眠不足も要注意ですよ。

しっかり睡眠と栄養のある食事、適度な運動を心がけ、蓄積するのはお金と筋肉にしましょうね♪

血小板 まとめ

血小板について紹介しました。

血小板の働きがわかりやすいので、数値も何を示すかわかりやすいですね。

検査結果で指摘のない方も、ぜひ一度ご自身の数値を確認してみてください。基準値であることで安心が得られますよ。

【参考資料】

その他気になる項目はこちらにまとめました

【まとめ】血液検査でわかること 白血球・赤血球・ヘモグロビン・コレステロール…働きや基準値など

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この記事を書いた人

ぴろりんこ

読書が趣味で健康&ログオタクのぴろりんこです。ブログの投稿を通じて健康オタク度が上昇しました。現在、分子栄養学を勉強中。目標は、健康でワクワクのお手伝いをすること。豊かな人生の扉を開くお手伝いをすることです。目標に向かって試行錯誤する日々を綴ります。
ストレングスファインダーTOP5 最上志向、ポジティブ、未来志向、包含、アレンジ VIA TOP5 好奇心、希望、公平さ、親切心、審美眼
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