グレッグ・マキューン=著
高橋璃子=訳
時間がない。時間が欲しい。
これは、私が毎日思っていることです。時間が欲しいのに1日は24時間。仕事も山積み、やりたいこともできずストレスを抱えていました。そんな時に出会ったのがこの本です。
この本から得たかったこと。
この本から得たかったことは、捨てることと捨てる勇気。
読み終えて変えたことは2つ。
* 1日は24時間。「できないことに」執着することはやめる。
* 優先順位づけをして「やること」を決める。それができたらオッケー。
すべてはできない。だから優先順位をつけて重要なことだけに集中するという割り切りの良さを、この本から学びました。
エッセンシャル思考とは?
帯に書かれていること。
「エッセンシャル思考は、単なるタイムマネジメントやライフハックの技術ではない。本当に重要なことを見極め、それを確実に実行するための、システマチックな方法論だ。」
「エッセンシャル思考」(抜粋)
* 考え方 より少なく、しかしより良く。
* 行動 やることを計画的に減らす。
* 結果 充実感
本には、非エッセンシャル思考も書かれています。非エッセンシャル思考にすべて丸がつけられる私。時間は有限なのに、「みんな・すべて」やらなくてはいけないと思っていました。
選択と集中をやり抜く覚悟はあるのか。
「やらなくてはいけないこと」をやらなくてもいいのか?
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この疑問は常にありますが、どう考えてもキャパオーバーの場合はできないんです。できなくて当然なのです。なぜなら、1日は24時間しかないのだから。
本当に大事なことは何か?私にしかできないことは何か?選択の基準として、これは常に頭に叩き込んでおきたいと思います。
シンプルなメッセージに込められた大事なこと。
エッセンシャル思考で書かれているから、著者が伝えたいことは読者にストレートに伝わってきます。わかりやすい。
最悪の事態を想定してバッファをとることとして、具体的に1.5倍の時間を取るとか、シナリオ・プランニングでリスクを軽減するとか、すぐに真似できることがシンプルに書かれています。
講習会に持っていく本として購入してみたという、とても不純な動機で購入したのですが、今まさに私に必要な本でした。引き寄せの法則ですね。
最近、忙し過ぎる… なんて方にオススメです!