ぴろりんこ 血液検査項目で何がわかる？
今回は、赤血球数です。
年に1度は健康診断を受けている方は多いと思います。
検診結果の1つに血液検査の結果がありますね。
- 毎年もらうけれど何が書いてあるのかわからない
- 誰も説明してくれないからわからない
- 特に気にしたことがない
上記のように思っている方は多いと思います。過去私もそうでした。
これが本当にもったいない。
血液検査データは、体の中で起こっていることを唯一知らせてくれるツールです。
何が書いてあるのか、健康状態はどうなのか知る手がかりになります。
知らないと損しますよー
今回は赤血球を紹介します。
血液検査の目的
血液を検査することで、自分では気づかない、詳しい体の状態を知ることができます。血液検査をする主な目的は、病気の原因を調べる、診断の確認をする、病気の進行度合を調べる、治療効果を確認する、などがあります。また健康な時でも健康診断を受けることで、病気の早期発見、早期治療につながることはもちろんですが、生活習慣を見直す良い機会となります。
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健康診断で血液検査をする主な目的は、「病気の早期発見、早期治療」です。
分子栄養学では、ドクターさんは消防士、高値（炎症があり病気と認められる可能性が高い状態）は火事に例えられます。
火事になっていた場合は、消防士さん（ドクター）に火を消して（診察と治療）もらいます。
火事でない場合は、特に指摘がないのが血液検査です。
ほとんどの場合、大きな病気は発症していないので何のフィードバックもないのが血液検査です。
赤血球
赤血球とは何かと、検査の目的、基準値について紹介します。
赤血球とは
赤血球は血液の主要な構成成分で、酸素を肺から各組織へ運び、同時に二酸化炭素の排出を行う。
主成分はヘモグロビン。
酸素を運ぶ大事な役割を担っているのが赤血球です。
赤血球数検査
- 目的 血液中の赤血球数を調べる。貧血かどうかを調べる。
- 基準値 男性：437〜577万/ul 女性：376〜516万/ul
- 高値の場合 多血症、下痢や発汗による脱水症状、喫煙やストレスなど
- 低値の場合 鉄欠乏性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血、腎不全、再生不良性貧血など
【参考図書】検査値の読み方 ポケット辞典
基準値について
分子栄養学では、赤血球の基準値は450あるといいと言われています。
過去のデータと比較して、大きく下がっている、上がっているがなければ許容範囲と捉えましょう。
赤血球は酸素を運ぶ大事な役割を担っているので、基準値に届いているのが好ましいのですが、参考までに私は390です。
運搬される酸素の量が低い＝エネルギーが作られにくく疲れやすい体ということです。
血液はタンパク質から作られる
赤血球の主成分であるヘモグロビンも、体の働きを支える補酵素もタンパク質からできています。
タンパク質は体内でも作られますが、食べることでも補うことができます。
良い血液を作るために、肉類、魚類、豆類などのタンパク質をとりましょう。
まとめ
赤血球とは何か、そして検査の目的について紹介しました。
ぜひご自身の血液検査データを確認してみてください。
身体の状態が見えてきますよ。
【参考情報】
その他気になる項目はこちらにまとめました
【まとめ】血液検査でわかること 白血球・赤血球・ヘモグロビン・コレステロール…働きや基準値など
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