お立ち寄りありがとうございます。ぴろりんこです。
今日は読書会に参加して、「モモ」を読みました。
実は「モモ」は一度挫折しています。ページが進まなかったのです。
なのにどうしてでしょう。読書会で「モモ」を読めてしまいました。おまけに、「新しい一年にどうつなげるか」というお題もあり、児童書なのに人生を語るという、楽し面白い着地となりました。
ファシリテーターが作る読書会
ファシリテーターの有澤さんの読書会は、いつも事前準備がしっかりされています。ちゃんと1本筋が通っているのです。
今回は、作者のミヒャエル・エンデについてに始まり、「来年にどう活かしていきたいか」や「人生ってどうなの?」という質問も投げかけてくれます。
一人で読んでいたら、ぼやーっと感じることも、複数人でシェアするし、言語化するのでストーリーも感覚も輪郭がはっきりします。
いつも「わーすごい!」と感心していますが、今日もまた感心してばかりでした。
自分の言葉で語る
有澤さんがヒントとしてくれた「カシオペア(かめ)のメッセージ」から、言葉の使い方に独特の工夫があることに気づきました。
そこから私が感じたことは、モモと灰色の男たちとの対比です。
モモは追われていることも知らず悠々と街を歩く。反対に、モモを追いかけている灰色の男たちは必死で探します。
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同じ時間なのに、面白いくらいくっきりと態度が異なっていて、これって一人の人間の中でも起こり得ることで、どちらを選択するか私たちは選べるってことなんですよね。水曜日に読んだ「ブレイン・プログラミン」にも通じるじゃないかと、ビックリな気づきを発表しました。
ヒントをもらうと、脳は様々なことをフル回転で考えるんですね。それを脳にしまいこまずに、すぐさまアウトプットするのですから、かなり鮮度が良いです。
みんなちがってみんないい
他の参加者さんからは、「効率良くっていうけれど、本当にそれは正しいのか疑ってみたい」という声が上がっていました。
自分の意見を言うって恥ずかしい、間違っているかもしれないから言いづらいと思っていた頃がありました。
何を言っても正しいという空気があると、安心して発言できます。
まとめ
児童書のレベルをはるかに超える気づきの連続でした。すごいぞっみんな♪
写真を1枚も撮らなかった、撮り忘れたので、アイキャッチ画像は本の表紙です。
たくさんのシナジー効果を感じた1時間半でした。今日も楽しい時間をありがとうございました!