お立ち寄りありがとうございます。ぴろりんこです。
日曜日にリードフォーアクションのファシリテーター・有澤さんの読書会に参加しました!
今回の本は、「一万年の旅路」
479ページにわたるイロコイ族の一万年の旅路の口承史です。
今回はさすがに読んだ!という達成感はありませんでした。イロコイ族の物語に触れて、イロコイ族への想いと、私個人の旅路に思いを馳せる読書会となりました。
テーマは贈り物
ファシリテーターの有澤さんからもらったキーワードは「贈り物」
ギフトといえば、一番最初に思い浮かぶキーワードは、クリスマス!子供の頃から大人になっても、もらう側だったり送る側だったり、機会が多く思い出も多いです。
では、一万年の旅路とギフトとは?
一万年の旅路とギフト、どんなふうに結びつくのだろうと思っていました。
一万年の旅に想いを馳せる
目次に書かれている言葉
* 水のほとり
* 西への旅
* カボチャの花の子供たち
* 我らが美しいと名づける川
* 多くの学び
1万年前の旅の壮絶さを感じさせない、自然と向き合う優しい言葉が並んでいます。自然と気持ちは1万年前の川のほとりへ。
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短期集中で考えて読んで答えて。読書会は集中する時間も楽しいです。そんな集中の最中、それでも川のほとりや森に気持ちが行きました。
私の拙い経験では想像に足りなさすぎて、いつか壮大な景色を眺めたい。今年は絶対に海外に行くぞと、勝手に思いを固めていました。
イロコイ族の知恵
賢者は歴史から学ぶというように、イロコイ族は習慣や違いからさまざまな学びを得ていました。
「すでに集められたものを理解するだけで、ゆうに一生を費やせることがわかります。(中略)私は〈古い民〉について新しい学びを持ち帰られてください」
すでに自分たちの知恵は素晴らしいと知っているところが素晴らしいのです。
知恵を「古の知恵」と呼び、新しい学びの旅を「聖なる路」呼ぶイロコイ族。言葉の響きが優しく重厚です。
これは一筋縄ではいかない。ゆっくりと文字と歴史と向き合いたいと思う本でした。
ベイビーステップ
刺激のある読書会です。考えるのに必死。ついていくのに必死。集中します。それが楽しみなのです。
私のベイビーステップは、この本を持って18切符で旅をすること。
そして、私はどんな旅をしたいのか。どんな知恵を伝えられるか。私の人生も楽しもう。実り多い人生を送ろうと思える読書会でした。
有澤さんの本の選択は素晴らしくて、私が知りえない扉を次々と開けてくれます。今回も楽しかった。ありがとうございました!