お立ち寄りありがとうございます。ぴろりんこです。
先日読んだこちらの本が、とても興味深かったです。
病気になる第一の原因は、体内環境の汚染、すなわち誤った食習慣やライフスタイルの結果、血流が汚染された状態にあることなのだそう。
月経トラブルに関する記載も多いです。女性特有のトラブルがある方や食事法として参考になる情報が多々ありました。
現代の食習慣の課題
「生理痛や多くて長引く出血は、食習慣やライフスタイルがホモサピエンスとしての人間の体にふさわしいものからかけ離れていることが原因である。《生命の法則》に違反しているため、生殖器官が正しく機能していないからであり、これらのトラブルは食習慣やライフスタイルをもっと賢く選択することによって完全に追放することができる」
現代の、欧米風のリッチな食事(動物性タンパク質、乳製品、高脂肪)は健康を害します。
推奨される食事法
「プラントベースの食事」というキーワードが多々登場します。
プラントベースの食事とは、植物性食品中心で果物、野菜、豆類、全穀類、海藻、きのこ類を豊富に摂ることと、低脂肪・未精製であることです。
女性ホルモンであるエストロゲンは適度に保たれていることが好ましいとされますが、こちらでは「低ければ低い方が良い」とのこと。エストロゲン・レベルと表現されています。
現代では、本来ハレの日の食事だったリッチな食事が毎日繰り返されていて、それが万病の原因になっているそうです。
超健康(スーパーヘルス)への七大要素
スーパーヘルスになりたいと思いますか?
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スーパーヘルスの7大要素
1. 新鮮な空気
2. 純粋な水
3. ホモサピエンス(地球に生きる人類)としての人間の体にふさわしい食事
4. 毎日体を活発に動かす習慣=運動
5. 十分な睡眠
6. 日光
7. ストレスマネジメント
スーパーヘルスな生活を送っていれば、今悩まされている婦人科系のトラブルが解消されるのです。
そりゃそーだ!当たり前のことこそ大事なんです。
その他特徴的なこと
朝食は果物だけにするという食事法が紹介されています。もともとこの本を知ったきっかけは知人からの紹介で、その方は「朝はフルーツだけにして体調が良くなった」と言っていましたっけ。
空腹時に糖分の多い果物を「好きなだけ」食べるって驚きでした。
果物は、胃が空の時に好きなだけ食べるのが良いそうです。ベストな食べ方は1種類だけ。百歩譲って組合わせる時は、酸っぱい系(ベリーや柑橘類など)と甘い系(バナナ・ドライフルーツ)は混ぜない方がいい。
ドライフルーツって、フルーツにカテゴライズされる?砂糖がまぶしてあるから私的にはお菓子です。
そのほか、ローフード(生の野菜や果物)、グルテンフリー(小麦粉)、カゼインフリー(乳製品)、精製された食品(白砂糖や白米)や加工食品を控えること。
そして、魚を含む動物性たんぱく質は否定されていました。ビーガンってやつですね。
まとめ
インパクトが強い内容もある反面、ごくごく当たり前のことも多く書かれています。
女性特有のトラブルを抱えている人は多いです。
長年連れ添っているだけに、「そいういうもの」と受け入れていると思いますが、食習慣を変えることで改善できる可能性があります。
すべてを受け入れる必要はないと思いますが、一読されることをおすすめします。