大きく考えることの魔術/ダビット・J・シュワルツ 桑名一央:訳
実務教育出版
「大きく考える」いうは簡単だけど、具体的な行動はどうやるの?
知りたいですよね!
成功の鍵となるもの
成功の鍵 その1
熱意を持ち、サービス精神を忘れず、人から重要人物だと思わせること。人から好かれることも大事だと説いています。
とても当たり前のことです。誰かに認められることや必要とされるものを提供して、よろこばれたことの対価が報酬や成功です。相手あってのものなのだから、嫌われる人ではダメですね。
成功の鍵 その2
失敗を恐れないこと。そして失敗した時にも必ず失敗から学びなさい。「失敗を自分の前進のために利用しなさい」と書かれています。
10年間の計画ガイド
大きな夢を描くには、道しるべが必要です。
ここでは、3つの部門での目標設定が推奨されています。
1. 仕事部門
2. 家庭部門
3. 社会部門
未来を描く際の注意点は、「すべからく大きな未来を思い描くべき」である。
「次の1マイル」の法則
10キロを自分の足で歩くには、1時間半はかかります。歩いたことのない人は、1時間半歩き続けるなんて、考えただけでも気が遠くなりますね。
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そこで、まずは10分歩きます。歩いたら休憩をして、次の10分を歩きます。10分歩くことを10回積み重ねると、10キロを達成できるのです!これだったら、できそうな気がしませんか?
進歩は1度に1段階ずつ達成されるものなのです。
成功方法は古典的である
1970年初版第1版刷発行
2004年 新訂初版第1刷発行
2012年 新訂初版第6刷発行
この本、初版は1970年です。私が生まれた年です。
ロングセラーであり、自己啓発の分野では古典の域ですね。それだけ「大きく考える」ことは、頭で考える以上に行動は困難で、永遠のテーマなのでしょう。
だからこそ、「次の1マイルの法則」を使って、小さな一歩を踏み出してみませんか?