ダイエットコーチングの中で立花さんが出版されたiPhoneダイエットの話が出てきました。興味が湧いたので読んでみました。
ダイエットも「◯kg痩せたい」という目標に向かって取り組むものだから、「〇〇を達成したい!」という目標達成とまったく同じなのです。
テクノロジーと習慣化でダイエットがロジカルに描かれています。私は体重計とジョギングを始めたくなりました。とてもお勧めの本です。
紹介します。
ダイエットが失敗するパターン
ダイエットが失敗するパターンは3つです。
パターン①計画に無理があった。
パターン②方法が自分に合っていなかった 。
パターン③ダイエット中の孤独感に負けた 。
無理な計画とやり方、そして孤独感。
ダイエットは自分との戦い。計画自体に無理があって孤独だったら、続けることがきびしいのは容易に想像がつきます。
現代のダイエット成功パターン
現代のダイエット成功パターンは2つ。
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* 「 P D C Aサイクル 」的発想を用いる
* テクノロジーを味方につける
PDCAサイクルが出てくるところが素晴らしい。
現状把握。
そして目指す姿を描き、現場とのギャップを埋めるための行動計画を立てる。振り返りを行い逐次修正することでより目標達成しやすくなります。
ダイエットのコツ
1.現状把握
自分が何kgあるのか。
何kgにしたいのか。
そしていつまでに達成したいのか。
たとえば10kg減量の場合
私だったら1年コースにします。そして1年に1ヵ月に1キロずつ落とす。そのために何をするかを考えます。
2.見える化
ここでテクノロジーが生かされます。
いつも持ち歩いているiPhoneで、自分が歩いた距離 、ランニングした距離を簡単にデ ータとして記録することが可能です。
体重も頑張っていることも見える化主義。とにかくすべてを見える化します。常に現状把握をすることがポイントです。
3.ひとりで頑張らない
ここでもテクノロジーありき。
現代は自ら情報発信ができます。
こうしたブログでもいいですし、TwitterやFacebookでつぶやくと、誰かしらが応援コメントをくれます。一人でがんばらなくていいのです。
テクノロジ ーの力を徹底的に借りる
ダイエットに関するさまざまな 「面倒 」 「大変 」 「曖昧 」が 、テクノロジ ーの進化で消滅した
走った記録はiPhoneのアプリで自動的に残るし、体重を計って記録を残すこともWi-Fi対応の体重計で入力の手間を省いていました。
意志力を使うものは継続がむずかしいです。毎日の手間をなくすことも継続のコツですね。
生活習慣を改善せよ
僕ら人間が 「太っている 」状態を維持しているということは 、その状態で生活習慣が安定しているのです 。
また 、体重が継続的に増加しているならば 、体重が増加する生活習慣が維持されているわけです 。
だから 、体重を減らしたいならば 、体重が減りつづける仕組みをつくり 、その生活習慣を維持すれば良いわけです 。
異議なし!
結論 ダイエットの王道
日々コツコツ走り 、ちまちまと食事の記録を残し 、週末に振り返るという地味なダイエット法ですが 、効果は間違いありません 。
ダイエットは毎日の日々の小さな努力の積み重ねです。○○を食べるだけで痩せる!とか、楽して痩せるなど誘い文句もありますが、楽して痩せられることはあり得ません。
ランチの前に食べたいもののカロリーを調べて選ぶものを決めるとか、昼は小さなお弁当で残りの時間にブログを書く(好きなことをしてもいいですね)とか、夜は食べ過ぎない程度に食べるとか。工夫もいろいろ書かれていました。
成功者を真似る
ゼロベースでダイエット計画を立てるのもいいと思いますが、すでにPDCAを回して成功している人を真似るのがてっとり早いです。
立花さんは習慣化の達人だと思います。なぜ習慣化できるかというと意志力を徹底的に排除しているから。
何度も言いますが、ログを自動でできるようにする。SNSで自然と応援してくれる仕組みを作る。
活用できる便利なものを徹底的に活用している点は、当たり前といえばあたり魔ですが、意識して活用している点がやっぱりすごいなと。だから賢者に学ぶことが一番のショートカットコースです。
痩せたい人にも生活習慣を変えたい人にも、劇的に人生を変えたいならこの本を読まれることをおすすめします。
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