自分を変える1つの習慣/ロリー・バーデン著 児島修訳
ダイヤモンド社
一言で言うと、成功は、大きな決断の結果としてではなく、「小さな習慣の積み重ね」によってもたらされるものなのです。
まえがきより
◯人間の行動には2種類しかない
1. 進んで「したい」行動
2. できれば「したくない」行動
「したくない」行動を確実に行えるようになれば、どんな結果でも手に入れられる力を得たも同然なのです。
「大切だとはわかっているがしたくないと感じていること」をどうすれば実行できるようになるか?それが、セルフ・コントロールの力なのです。
【1つの習慣(習慣力)】の7つの法則
1. 犠牲ーパラドックスの法則(「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ)
2. 決意ー先行投資の法則(今いる場所で全力を出し続ける)
3. 集中ー拡大の法則(「思考の集中」をコントロールする)
4. 言葉ー創造の法則(思考を現実化する言葉の使い方)
5. 計画ー収穫の法則(適切なタイミングに2倍の努力をする)
6. 信念ー長期的視点の法則(長い目で見れば失敗はプラスに変わる)
7. 行動ー振り子の法則(「何をすべきか」は知っている。行動に移さないだけ)
7つの法則はシンプルですが、目次を読んだだけではわかりづらいですね。
要は、行動!×行動!×行動! 行動し続けことのみです!
「階段を使うマインド」
著者はそれを、「階段を使うマインド」と呼んでいます。
エスカレーターと階段が併設されたところに立った時、つい目先の楽を選んでエスカレーターを選んでいませんか?「体にいいのはわかっているけど疲れているから」と言い訳をしていませんか?
体にいいことがわかっているなら、迷うことなく歩き出すことです。
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営業のアポは、目標件数をアタックしていますか?面倒で「7割でよし」としていませんか?
徹底的にやって結果が伴わなくても、徹底的にやった行動が新しい自分に繋がってるのですよ。バカバカしいほどのレベルでやり続けて、成長の階段を登り続けましょう。
ページ数の少なさは読みやすさ
読みやすい本です。何よりページ数が少ない。
kindleで読んでいるので本のページ数はわかりかねますが、250ページほどじゃないかな。翻訳本にしては短くサクサク読めます。
最後にもう1つ
6章で失敗について書かれています。失敗は長期的に見ればプラス。
私は失敗に鈍感だった気がします。こんなものか、まあいいか。そんな風に軽く考えていると、成功から遠ざかっている気がしました。
提案がぽしゃったら理由を考える。相手が望んだことは何か考え、次の手を打つ。振り返る時間も大事な習慣です。
セルフ・コントロールできなかった私ですが、良い習慣を取り入れたい!と私の象さんが言っています。これはチャンスです♪