「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」を読みました。
パンやパスタが大好きで、糖質に頼る食生活をしています。
本によると、糖質に頼ることは非効率な食生活でした。
紹介されていたことから興味を持った本ですが、読み始めたらグイグイ引き込まれました。
特に関心を持った項目、熱量についてとシュガーバーニングの弊害・ファットバーニングのメリットについて紹介します。
熱量の元はどこから来てる?
人間には糖質と脂質、2種類のエネルギータンクがあるそうです。
- シュガーバーニング(糖質燃焼型) エネルギー源を糖質から得ている
- ファットバーニング(脂質燃焼型) エネルギー源を脂質から得ている
本来、私たちの体はシュガーバーニングに適した状態に作られてはいないそうです。
私たちが必要とするエネルギー源は脂質なのです。
私たちは脂質を使い、いくらでもエネルギーを得ることができ、体にとってはその方が自然です。
そして、脂質の燃料タンクの方が糖質の燃料タンクの20倍近くも貯蓄できるから効率がいいのです。
広告
シュガーバーニングの弊害
最近、糖質が悪者扱いされています。
その理由は糖質中心の食後の血糖値の乱れが体に影響を与えるためでした。
糖質中心の食事の後は、血糖値が上がります。
グルコースと言う糖質を乗せたトラックが、血液の中を泳いで走っている状態が急に、急激に起こります。
グルコースを乗せたトラックが一気に出動(血糖値が上がる)して、仕事を終えて一気に下がると(血糖値が下がり低血糖状態になる)、体は均衡を保つために血糖値をまた上げたくなって、糖質が欲しくなります。
血糖値の乱高下が糖質依存を引き起こしているとも言えます。
また、糖質の燃料タンクの方が優位にあるため、脂質の燃料タンクよりも優先されてしまいます。
体にとって効率の良いバットバーニングが阻害されてしまうそうです。
ファットバーニングのメリット
ファットバーニングのメリットは以下の通りです。
- インスリンと血糖値が常に安定した水準でキープされること
- エネルギー源は脂質タンクから安定的に供給される
- 身体の機能も高い水準の最適な状態で維持され続ける
そのために、脳の機能もハイレベルで安定して集中力が高まります。
シュガーバーニングな食生活 私の場合
この本を読んで気づきましたが、私の食生活はシュガー過多です。
夜はほとんど炭水化物を取らない生活をしていますが、ランチはほぼ糖質です。
- 仕事中:麺類、パンなど
- 休日:パスタや炒飯、パンなど
丸亀のかけうどん、スタバのパン、アンデルセンのパン、ラーメン…
1皿で済むし、気持ちが満たされます。逆に野菜とタンパク質の昼食を探すほうがむずかしいです。
ですが、お腹が空き過ぎた時に、わなわな手が震えそうになることがあります。
とても集中力がなくなります。乗り越えれば良いのですが、その瞬間は気もそぞろです。
この状態は、低血糖状態で糖質を欲しがっているだと思います。
まとめ
「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」の特に関心を持った点を紹介しました。
私自身の食生活が糖質依存なことに気づけたことは大きな収穫です。
糖質依存からの悪症状もあると思われることから、食生活をファットバーニング体質に変えていくことに決めました。
アブラから栄養を摂取することは奇抜な食事法と感じる部分もありますが、食生活を見直すきっかけをもらいました。
自分の食生活はどうなんだろう?と思っている方は、読まれることをおすすめします。
次回へ続きます。