- 肌荒れが治りにくい
- 肌がカサカサする
- 目や肌の乾燥を防ぎたい
このように思っていませんか?
肌や目の乾燥には、粘膜の分泌を維持してくれるビタミンAがおすすめです。
- ビタミンAの働きと摂取量について
- ビタミンAが多く含まれる食材
- ビタミンA摂取時の注意点
上記3点を紹介します。
ビタミンAは美肌と目に効果的なのね!と思っていただけるはずです。
ビタミンAの働き
ビタミンAは人参に多く含まれていることは、誰もが知っていると思います。
具体的にどんな働きをしてくれるのかを紹介します。
ビタミンAとは
ビタミンAは脂溶性ビタミンの1つで、成長や視覚の維持、細胞の分化などに必要な栄養素です。
ビタミンAの働き
ビタミンAの働きは、主に3つです。
- 上皮と粘膜を維持する
- 免疫機能を高める
- 視覚に働きかける
粘膜維持と免疫機能を高める
上皮とは、皮膚の表面を覆っている層のことです。
ビタミンAは、上皮の形成や皮膚の代謝に役立ちます。
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皮膚トラブルがあった場合、完治するには代謝を早めることが大事です。
例えば、代謝が進まないといつまでもニキビが治らなかったりします。
ビタミンAは代謝を促進しますから、トラブルの改善が進みやすくなります。
そして、肌の表面が整っていると言うことは、乾燥を感じやすい寒い季節にうれしい効果です。
表皮が整っていないと、細菌が入りやすいし乾燥で水分が保持しづらい肌になってしまいます。
表皮が整っていない肌は、家で例えるなら雨漏りする家。
雨風をダイレクトに受ける家には、住みたくないし心身ともに病気にもなりやすいことが想像できます。
肌はビタミンAを摂取することで表皮が整い肌トラブルも防いでくれますし、免疫力もアップします。
また、ビタミンAは粘膜の細胞間のバリア層の維持にも働きます。良い腸内環境を維持できる=美肌作りに役立つのです。
視覚に働きかける
ビタミンAの働きの中でも、よく知られているものは視覚に働きかける作用です。
ビタミンAが欠乏すると夜盲症と言って、暗い中での視力が著しく衰える病気になってしまいます。
暗闇の中でわずかな光を感じることができる細胞に多く含まれているのがロドプシンです。
ロドプシンは、膜タンパク質とビタミンAから誘導された11-レスチナールから成り立っています。(ロドプシンとは 薬学用語解説)
ビタミンAとタンパク質が不足すると、夜盲症のリスクが高まります。
また、上記でも紹介した通りビタミンAは粘膜維持に働きかけてくれます。
ドライアイなどの角膜の乾燥改善にも役立ちます。
ビタミンAの摂取量
成人のビタミンAの摂取推奨量は約700μg、耐用上限量は約2500μgです。
摂取推奨量を日々摂取したいですね、
ビタミンAが多く含まれる食材
ビタミンAが豊富に含まれる食材で1番有名なものは、にんじんです!
ビタミンAは、黄色や緑など色の濃い野菜や、卵やレバー、バターや青のりなどに多く含まれています。
皮付きのにんじん100gには、約720μgのビタミンAが含まれています。
にんじんをバターで煮てグラッセにしたり、お鍋に春菊を加えたり、ゆで卵を食べたり。
焼き鳥の時はレバー1本は必ず食べたいですね。
ビタミンAが豊富に含まれる食材を食事に取り入れることで、1000μgは食事から摂取することができます。
ビタミンAの注意点
ビタミンAを過剰摂取した場合には、骨密度が低くなったり、腹痛や嘔吐等が発生するリスクがあります。
妊娠中の過剰摂取もリスクが高いため控えてください。
そのため、ビタミンAはサプリメントでの摂取はおすすめしません。
栄養が豊富な野菜などの食品から摂取することをおすすめします。
また、ビタミンAの代謝に必要な酵素は、アルコール代謝に必要な酵素と同じです。
あなたが摂取したビタミンA、アルコール代謝に使われていたらもったいないですね。
まとめ
- ビタミンAの働きと摂取量について
- ビタミンAが多く含まれる食材
- ビタミンA摂取時の注意点
上記3点を紹介しました。
ビタミンAが豊富な食事をし、健康な肌と体を維持していきましょう!
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