血液検査項目で何がわかる?
今回は、血糖値についてと、検査目的や基準値について紹介します。
年に1度は健康診断を受けている方は多いと思います。
検診結果の1つに血液検査の結果がありますね。
- 毎年もらうけれど何が書いてあるのかわからない
- 誰も説明してくれないからわからない
- 特に気にしたことがない
上記のように思っている方は多いと思います。過去私もそうでした。
これが本当にもったいない。
血液検査データは、体の中で起こっていることを唯一知らせてくれるツールです。
何が書いてあるのか、健康状態はどうなのか知る手がかりになります。
知らないと損しますよー
では、さっそく紹介します。
血液検査の目的
血液を検査することで、自分では気づかない、詳しい体の状態を知ることができます。
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血液検査をする主な目的は、病気の原因を調べる、診断の確認をする、病気の進行度合を調べる、治療効果を確認する、などがあります。
また健康な時でも健康診断を受けることで、病気の早期発見、早期治療につながることはもちろんですが、生活習慣を見直す良い機会となります。
健康診断で血液検査をする主な目的は、「病気の早期発見、早期治療」です。
分子栄養学では、ドクターさんは消防士、高値(炎症があり病気と認められる可能性が高い状態)は火事に例えられます。
血液検査は、体の中で火事が起こっていないかを確認するためのものです。
火事になっていた場合は、消防士さん(ドクター)に火を消して(診察と治療)もらいます。
火事でない場合は、特に指摘がないのが血液検査です。
ほとんどの場合、大きな病気は発症していないので何のフィードバックもないのが血液検査です。
血糖とはとは何かと検査の目的について
血糖とは何かと、検査の目的について紹介します。
血糖とは
血糖とは、一般的にはブドウ糖のことを指します。
血糖値は血液中のグルコース(ブドウ糖)濃度です。
エネルギーになる栄養素は炭水化物(糖質)と脂質、若干タンパク質です。
食事で摂取される糖質は、ブドウ糖(グルコース)にまで分解・吸収され、血液によって全身に運ばれて消費・貯蔵されます。
血糖 検査の目的
- 目的 糖尿病や糖代謝異常の診断を行う
- 基準値 (空腹時)80〜109mg/dl
- 高値の場合 糖尿病、高血糖症など
- 低値の場合 低血糖症、副腎不全など
基準値は空腹時血糖値です。
食後に採血した場合は、値が高くなります。
分子栄養学的には、血糖値は90〜100が良いとされています。
血糖値 注意点
血糖値は空腹時が90〜100くらい、食後が140位を維持すると良いと言われています。
血糖値が高値になると、インスリンが下げる働きをしてくれます。
しかし、インスリンの働きでも下がらない場合、グルコースは中性脂肪として蓄えられます。
高血糖値=太りやすくなりますので要注意です。
血糖値の維持・安定は体質にもよりますが、血糖値が上がりやすい白米、精製小麦で作られたパン、ラーメン、パスタなどはほどほどにしましょうね。
血糖値が上がる食べ物、上がらない食べ物、安定の食べ物など【フリースタイルリブレで血糖値測定してわかったこと】
まとめ
血液検査項目のASTとALTについて紹介しました。
検査結果で指摘のない方も、ぜひ一度ご自身の数値を確認してみてください。
基準値であることで安心が得られますよ。
【参考資料】
その他気になる項目はこちらにまとめました
【まとめ】血液検査でわかること 白血球・赤血球・ヘモグロビン・コレステロール…働きや基準値など
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