お立ち寄りありがとうございます。ぴろりんこです。
我が家にずっと眠っていた本を引っ張り出しました。その本は「ごはんとおかずのルネサンス」という本です。
そこからヒントを得て、具沢山の煮物をロジクックで作ってみました。地味に深いお味でした。けっこう好き。色々試したいと思っています。
「ごはんとおかずのルネサンス」
代官山のフランス菓子の名店「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」の巨匠、引田亨さんの本です。「心と体を豊かにする日本の家庭料理」がテーマです。
ざっくり言ってしまうと、丁寧な家庭料理の本です。
特徴は、とにかく具が多い。こんなに入れるの!ってくらいです。
例えば、鳥ご飯の材料は…
米、高野豆腐、干し椎茸、こんにゃく、ごぼう、人参、蓮根、筍、油揚げ、鶏肉。それに出汁としてのいりこと昆布がそのまま入ります。
「みなさんの鶏ご飯のイメージって上品な薄味で、なんとなく鶏ご飯というものでしょう。ダメダメそんなんじゃ。心と身体が浮き立つように、さぁ、いっぱいなんでもかんでも賑やかに入れちゃいます。こんにゃく、たけのこが浸かっていた水も決して捨てずに使います。」
特徴としては、あとは砂糖を使いません。基本調味料は醤油、塩、お酒のみです。
具沢山の煮物を真似っこで簡単に
入れた具たち
大根、人参、ごぼう、こんにゃく、干し椎茸、豚肉、油揚げ、煮干し。
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いつもだったら、干し椎茸と油揚げは入りません。それに煮干しも。この3つを加えるだけで、出汁が揃った感がありますね。
煮物は基本、勝間さん流ロジカル・クッキングです。
鍋は象印のIH鍋。
そのIH鍋にすべてを放り込み、全体量の4%の醤油を入れてスイッチオンするだけです。今回は、勝間さんのブログに紹介されていた通り、豚肉はヘルシオで70度蒸しして後から加えました。
煮干しと干し椎茸の効果
加熱している時の匂いがいつもと違いました。
煮干しが来て、次に干し椎茸。また煮干し。とはっきりと匂いがいました。
出来上がりの煮物を一口食べて驚いたのが、甘いんです。甘みがある。野菜だけでも十分甘みはありますが、はっきりと感じるくらい甘い。
そして、地味。地味ーな感じです。
そして、煮干しの味がする…
煮干しがガッツリと効いたラーメン、苦手です。ちょっと苦味がありませんか?それに近い感じで煮干しが効いているんです。
慣れないので苦手感ありましたが、食べすすめていくと煮干しの味に慣れます。地味で深い。滋味深いっていうのかしら、慣れると箸が進みます。これは好き嫌いが別れるかなと思いました。
滋味深いとは
地味で滋味、地味深いを連発していますね。笑
ググりました。
1. 栄養があって味のいいこと。栄養豊富でおいしい食べ物。「滋味に富む料理」
2. 豊かで深い精神的な味わい。「滋味掬(きく)すべき作品」
使い方は合っていました。
まとめ
初めは違和感がありましたが、慣れました。私はこの煮物がおいしいと感じるし、体にいいから好きと感じます。
これは趣味嗜好の範囲だと思います。決して健康体ではありませんが、体に良さそうなことが好きなんですよ。
煮物に、油揚げと干し椎茸と煮干し(いりこ)を加えるだけです。広く栄養を摂るという観点からも取り入れたい考え方です。
料理教室もあるようですよ。行ってみよう♪