お立ち寄りありがとうございます。ぴろりんこです。
胃のはたらきの次は腸です。
機能的には、消化と吸収。
腸は小腸で食べ物を最終段階まで消化し、内壁から栄養分を吸収します。そして、大腸で小腸で栄養を取り除いた後の残りカスで便を形成します。
一見シンプル見える腸のはたらきですが、今、腸は脳と言われるほど腸のはたらきに注目が集まっています。
実は、脳は神経と結びついていて、腸と脳はお互いに情報交換し合い作用しし合っているのです。
腸は脳、脳は腸
腸と脳は迷走神経がつないでいます。そして、腸と脳はお互いに情報伝達や情報交換を行っていて、互いに作用しあう関係にあります。
最近、NHKの番組で「神経伝達物質」をクローズアップしていましたが、まさにそれなんです。
免疫細胞の60%以上が小腸に存在します。
身体にストレスがかかると、腸の免疫細胞がやられてしまい、病原性大腸菌が増殖します。脳にも影響があることは、そのまま腸に影響が及ぼされます。
逆に腸が健康であれば、脳にも良い影響を及ぼすことができるのです。腸ってすごい存在なのです。
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すごい腸が傷つくとき
消化しきれなかった食べものは、腸の中で腐敗して悪い菌を増やします。それが住み着き村が出来あがります。村ですよ、村!
村には人の営みがあります。家があって働く場所があって、複数の人が存在する。菌が営みを得るってちょっと怖い。
その村が出来て菌が活発に動いてしまうと、カンジタ菌が増えます。腸カンジタです。
カンジタからリーキーガットを発症し、腸に穴が開き本来排泄されるはずの有害物質(毒素)が体内に取り込まれてしまいます。
リーキーガットの影響でストレスホルモンが発生します。その結果、アレルギーが発生しやすくなってしまうのです。
消化がうまくいかない。胃腸がスッキリしない。たったそれだけの症状を放置し続けると、アレルギーが発生するまでの深い症状が起こってしまうのです。
腸を不健康にする悪いヤツ
腸に悪影響を及ぼすもの。それは、
* 砂糖
* カフェイン
* グルテン
* カゼイン
* アルコール
これらは、腸内で悪い菌の餌になります。怖い怖い。
腸にお花を咲かせましょう
丈夫な粘膜を作るポイントは3つ
1. 食事。タンパク質やミネラルビタミンが豊富な食物をとること。
2. 睡眠。睡眠をしっかりとって、時にリラックスをする時間を作ること。
3. 酸性に保つこと。
基本中の基本です。
それに加え、プロバイオティクス(ビオフェルミンなどの整腸サプリ)を加えたり、消化が弱い方は、消化酵素などのサプリでをとり消化吸収をサポートします。
胃がはたらかないと、食べ物が体内に入っていかないと言うことを前回書きましたが、腸も全く同じです。
まとめ
切れ味の悪い包丁でゴリゴリとかぼちゃを切って、切れずに指を切ってしまう、なんて経験はありませんか。
腸は消化に苦戦していると、腸内環境悪化という二次炎症が起こってしまいます。
胃腸が弱いことに慣れっこになってはいけません。正しい対処が必要です。腸が健康であれば、脳も健康でいられますよ。