鈴木大拙館の裏手に、お散歩コースがあることはご存知でしょうか。
金沢在住のブログ仲間のさわこさんに、連れられて歩いた道がとても素敵だったのでご紹介です。
鈴木大拙館でゆらぎを楽しむ
おいしいランチの後は、鈴木大拙館へ散歩に行きました。
前回訪問した際の季節は初夏、とてもフォトジェニックでした。
今回は冬、冬の寂れた感じも素敵です。空いていて落ち着いて楽しめます。
鈴木大拙館から本多公園へ
地図で見ても、どこを歩いたのか全くわかりません。
鈴木大拙館の裏手から本多公園を抜け、石川県立歴史博物館まで行ったと記憶しています。
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近くに水力発電設備があるせい、あ勢いよく水が流れていました。
街中なのに、まるで自然の中にいるような、知らない場所に迷い込んだような錯覚を覚えました。
本多とは
地名にもなっている本田とは、加賀本多家が由来です。
「加賀百万石」と称される加賀藩前田家には多くの藩士が仕えていましたが、そのなかでも最上級の藩士が8家ありました。(中略)「八家(はっか)」と呼ばれ、藩内では家老よりも上位となる年寄役を務めて政務を統括します。(中略)加賀本多家はこの「八家」のうちの1つですが、そのなかでも最高の禄高5万石を与えられています。
加賀本多美術館HPより
江戸幕府から1万石以上の領地を与えられた者を大名というそうで、本多家の5万石は破格!
そんな偉大な大名の名は、地名や通りの名前、美術館や公園という形で現代にも残されています。
鈴木大拙氏も本多町の出身です。関わりの深い場所に施設を作ったのですね。
まとめ
この後、ミナペルホネンまでそのまま歩きました。
観光の場合、ついついわかりやすい道を選んでしまいますが、金沢は裏手にも素敵な場所が隠されています。
金沢はどこを歩いていても歴史を感じられて楽しいです。
時間があるときは、ぜひゆっくりとお散歩されることをお勧めします。
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