毎日のように飲む機会のあるコーヒー。
体に良いとか悪いとか、賛否両論ありますね。
コーヒーのメリットとデメリット。
そして、なぜコーヒーが飲みたくなるのかについて考えながら、貧血女子のコーヒーとの付き合い方を提案します。
コーヒーの歴史
コーヒーの歴史と言ったら大げさですが。
私の記憶では、昭和の時代は今ほどコーヒーを飲む機会はありませんでした。
昭和の時代は、インスタントコーヒーが主流です。それも朝に飲む系です。
会社にはお茶くみOLがいて(私もそうでした)、朝や午後の3時に緑茶を入れる習慣があった企業も多く、昭和の時代は仕事の合間は緑茶でした。
1996年8月にスタバの1号店がオープンしました。
そこからカフェ時代がやってきて、スタバやドトールの2大巨頭を筆頭に、喫茶店とは別の「カフェでコーヒー」の時代がやってきました。
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その後、2013年1月にセブンイレブンが店頭で出来立てコーヒーを提供し始めました。
セブンカフェです。
セブンイレブンをスタートに、どのコンビニでも100円でコーヒーが買える時代になりました。
その後は、清涼飲料水の会社もコーヒーに力を入れ始め、コンビニの棚をコーヒーが埋め尽くしていると言っても過言ではありません。
そして令和はサードウェーブのこだわりコーヒー時代になりました。
クラフトビールを筆頭に、パンとコーヒー、ビールとコーヒーなど、コーヒーも深みを増す時代です。
スタバの上陸をきっかけに、コーヒー文化が広まり深まっています。
コーヒーのメリット・デメリット
この記事を読んでくださっているあなたの手元にも、コーヒーが置かれているかもしれません。
これほど身近になったコーヒーのメリットとデメリットを紹介します。
コーヒーのメリット
コーヒーのメリットは大きく2つあり、カフェインとポリフェノールの効果です。
カフェインの効果
- 覚醒作用があり頭をすっきりさせて集中力を高める
- 利尿効果があり、体内の老廃物の排出を促す
- 中枢神経を刺激して、自律神経の働きを高める
ポリフェノールの効果
- 赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれていて、抗酸化作用がある
- 紫外線による肌は荒れのダメージを防ぐ
健康長寿ネット コーヒーの健康効果とはがわかりやすいです。
コーヒーのデメリット
コーヒーのデメリットは、実はメリットの反対です。
- 覚醒作用により眠れなくなる
- 水分が体内にとどまることなく排泄されてしまう
- 何杯もコーヒーを飲むことで交感神経を刺激し、緊張状態を維持し続ける
メリットも、度を越すとデメリットになります。
コーヒー摂取量チェック
あなたはコーヒーを毎日何杯飲みますか?
☑️ほとんど飲まない
☑️1日1杯
☑️1日2杯以上飲む
☑️コーヒーがないと不安で仕方がない
4項目のどれに当てはまるでしょうか。
そのコーヒーは何のため?
ここでは私の話をさせてください。
私は2020年10月に、本社勤務から店頭へ異動になりました。
地方の店舗しか勤務したことのない私にとって、首都圏の店舗は巨大かつ重厚で毎日とても緊張します。(今もそうです)
社食が充実していて、エスプレッソマシンで入れてくれるカフェラテが130円で飲めます。
おいしいコーヒーが130円で飲めるのはお得!と、気軽なきっかけで飲み始めましたが、ある時から毎日飲まずにはいられなくなりました。
食後のコーヒーにとどまらず、出勤前にも飲みたくなり時間を作ることも増えました。
「どうしてこんなにコーヒーを飲むのだろう?」と自分に問うてみました。
「緊張しているんだよねー」という答えが返ってきました。
以前も、地元静岡から分子栄養学のセミナーに参加する際に、必ずスタバのラテを買っていました。
なぜラテが欲しくなるのかと言うと、緊張しているからです。
緊張しているからリラックス状態を作りたいというか、緊張に耐えうるためのアドレナリンの注入でした。
社食で購入できるカフェラテも、緊張に対するアドレナリンの注入だったのでした。
午後コーヒーを飲むと眠れなくなることに気づいてから、コーヒーとは距離をおくように心がけていたにもかかわらず、毎日せっせとラテを飲み続けていました。
緊張状態は腸内環境の悪化を招く
女性は真面目で働き者です。(男性が真面目ではないと言っているわけではありませんよ)
自分の当たり前の基準が高くなっていると、自分ではがんばっていることにも気づきにくい状況に陥ります。
緊張状態が続くと便秘になりますが、便秘も体の炎症の1つです。
頑張っている状況=緊張=交感神経優位=便秘がち 負のループが起こります。
朝、時間がないとき、体からのお便りがないことはありませんか?
それは、急いでいる状況で交感神経が優位になり、便意を止めてしまうからです。
毎日無意識に頑張っている体にコーヒーを注入する行為は、炎症の悪化を招く結果になります。
まとめ
便利な環境もありコーヒーが身近になったりましたが、ハードワークな状況でコーヒーを注入し続けると、緊張状態が続き腸内環境の悪化を招く可能性があります。
「がんばるためにはコーヒーが手放せない」と感じたら、他の方法で身体をリラックスさせてあげてください。
「この状況はどうにもコーヒーがないと乗り切れないから飲む」や「今日はとびきり美味しいコーヒーを飲もう」と、自覚して選んでいきましょう。
特に嗜好品は依存しやすいので、自らコントロールすることをおすすめします。
ちなみに、私がコーヒーをやめたきっかけは、緊張がほぐれたわけではありません。
歯の色素沈着が気になり、コーヒーと距離をおくことにしたのでした。笑
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