2019年7月21日、五反田のクスクスにて、勝間塾のイベント「食事と知識で貧血を改善しよう!」を開催しました。
貧血はとかく軽視されがちですが、プチ貧血も含めると、女性の多くは貧血気味と感じます。
貧血を改善して毎日元気に過ごせる人を増やしたい、私も食事でしっかり栄養をとりながらパワーアップしたいと思いました。
紹介します。
五反田のクスクス
五反田のクスクスは、セミナー&レンタルキッチンスペースです。
ホットクックやヘルシオが置かれていて、調理もできるイベントスペースです。
貧血とは
貧血とは、赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくなった状態です。
ヘモグロビンは血中に酸素を供給する役割を担っています。ヘモグロビンによって体のすみずまにまで酸素が運搬され、エネルギー産生されます。
鉄はこのヘモグロビンの構成成分です。鉄が不足すると、ヘモグロビンが減少し、各臓器は酸素が不足して昨日低下し、さまざまな症状が現れます。
栄養の基本がわかる図解事典より
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貧血の症状としては、疲れやすさや動悸や息切れ、食欲不振など。顔色が悪くなったり、爪が平たく薄くなったりします。
通常の血液検査データの場合、ヘモグロビンの数値で貧血かどうかがわかります。
理想的なヘモグロビンの値
・男性14.5
・女性13
女性の場合は数値が11を切ると貧血の部類に入ると言われています。
貧血はなぜ良くないのか
赤血球の役目は、酸素を運ぶこと。血液が少ない=酸素が運ばれにくいと言うことです。
酸素が運ばれにくいと何が悪いかと言うと、エネルギー産生を行っているTCA回路でのエネルギーが作られにくくなるからです。
エネルギーが作られにくいとは、単三電池3本で動くものを2本で動かすようなもの。相当無理があるということです。
とろみんち 貧血改善メニュー
パーソナルシェフのとろみさんが、貧血防止のために提供してくれたメニューは4つ。
・豚肉すき焼き風
・サラダほうれん草のサラダ
・ひじきとキノコ煮
・夏野菜重ね煮スープ
豚肉、ほうれん草、ひじきから鉄分を、種類豊富な野菜からビタミンやミネラルが摂取できます。理想的です。
ふと思ったのですが、私はこの半分ぐらいしか食べていない。今更ですが、全体的な量が少なすぎたなぁと反省しました。
作って食べて体感する
栄養のある食事ってどれくらいの量なの?
外食では栄養が偏っていることはわかりますが、日々作って食べることを繰り返していると、栄養の過不足まで考えず習慣で動いてしまいます。
イベントでは、実際に栄養士の知識のあるとろみさんがレシピを考え、ホットクックを使って参加者全員で作っていきます。
栄養たっぷりの食事を作って食べることで、栄養のある食事を体感できます。
まとめ
私は貧血と指摘を受けたことはありませんが、ヘモグロビンの値は12くらいをウロウロしています。
疲れやすい。すぐに「疲れるのではないか」を考えて守りに入りたくなります。
ちょっとぐらい無理しても、パワフルで元気にいたい。そのためには鉄分の積極的な摂取が必要だなと感じます。
疲れやすい方は、一度ご自身の血液検査データを確認されることをお勧めします。
小さな体調不良も、栄養・睡眠・運動で改善できます。日々の食事では、積極的にタンパク質や鉄分を多く含むひじきなどを食べたいものです。
仕事やプライベートも、貧血が改善されるだけで充実度が増すはず!
体の中は、食べるもので変えられます。しっかりと栄養の高いものを食べて元気になりましょう♪
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