- 酵素ってよく聞くけれどどんな働きをするの?
- 酵素って体に必要なの?
と思っていませんか?
酵素は、私たちが生きていく上で欠かせないものです。
また、消化も酵素がないと食物を分解できないし、栄養として吸収することすらむずしくなります。
- 酵素とは
- 酵素の働き
- 酵素を有効活用するには
- 外から取り入れられる酵素や酵素を活性化するビタミン
上記4点を紹介します。
酵素って大事な働きをするのね!食生活を見直してみよう!と思っていただけたらうれしいです。
酵素とは
酵素は、食物の消化や吸収を助けたり、ホルモンや新陳代謝の活動を助ける、生命活動に必要な大事なものです。
その種類は現在発見されているだけでも20,000株以上(2013年4月時点)と言われています。
酵素は熱に弱い性質を持っています。
体の中でも作ることができる酵素ですが、食事から摂取することができます。
食事から摂取することができる食物とは、ローフードです。ローフードは生で食べる非加熱食材です。
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非加熱で食べられる食材には、酵素が含まれています。
ローフード業界では、酵素は48度以上で失活すると言われていますが、酵素の活動が最適化される温度が約40度、60度から70度で活性が失われると言われています。
【参考記事】啓林館 化学反応と酵素
酵素の働き
酵素は体の中で、主に2つの働きを助けています。
1つは消化、もう一つは代謝です。
消化酵素
消化酵素とは、食べたものを吸収しやすいように分解するための酵素です。
消化酵素により分解された栄養素は、小腸で吸収されエネルギーになります。
食べたものは胃や小腸で分解・吸収されますが、それらをしてくれるのか消化酵素なのです。
代謝酵素
代謝酵素とは、ホルモンや新陳代謝の活動を助ける働きです。
食べたものを消化酵素で栄養素に分解したら、その栄養素を体の中で働かせます。
その働きをしてくれるのが代謝酵素です。
代謝酵素の働きは、新陳代謝や有害物質のデトックス、体の悪い部分を修復し病気を治す自然治癒力や免疫力などです。
【参考図書】ファスティングマイスター検定公式テキスト
酵素を有効活用するには
食べたものの消化や吸収、吸収された栄養素を体の中で有効活用をしてくれる酵素。
体の中の酵素には限りがあります。
酵素を有効活用するポイントは2つです。
- よく噛む腹八分目
- 胃腸を休ませる時間を作る
体の中に酵素が100あったとした場合の消化酵素と代謝酵素のバランスを見ていきましょう。
①消化活動に80の酵素を活かした場合
代謝活動に回せる酵素はいくつになるでしょうか?
100 − 80 = 20
20の酵素を代謝に回すことができます。
②消化活動に50の酵素を活用した場合
100 − 50 = 50
代謝活動に50の酵素を活用することができます。
ここからわかる通り、消化活動に多くの酵素が使われた場合、代謝のために活用できる酵素が減ってしまいます。
食べ過ぎや飲み過ぎで酵素がたくさん必要になると、生命活動の維持に必要な代謝酵素量が減ってしまいます。
食べ過ぎや飲み過ぎは胃腸などの消化機能も酷使しますし、消化酵素も大量に使います。
よく噛むことで消化に使う酵素の量を減らし、食べ過ぎや飲み過ぎを控えることが大事です。
また、食べない時間を作ることで消化酵素の働きを抑えられるため、ファスティングも効果的です。
外から取り入れられる酵素や酵素を活性化するビタミン
外から取り入れられる酵素や、酵素を活性化できるビタミンなどを3つ紹介します。
- ローフード
- 麹
- ビタミンB群
1つずつ紹介していきます。
1.ローフード
先にも書いた通り、ローフードが良いと紹介されている記事をよく目にします。
なぜローフードが良いかと言うと、ローフードには加熱すると失活してしまう酵素が豊富に残っているからです。
安全な食物を生で食べることで、体の中に酵素を取り入れることができます。
気温が低い冬は生野菜を食べるのはちょっと…となりますね。
暖かな部屋で食べたり、フルーツを取り入れるなど、寒い冬でも無理のない程度にローフードを上手に活用したいです。
②麹の力を借りる
塩麹や醤油麹などの発酵調味料に含まれるプロテアーゼには、お肉のたんぱく質を分解してくれる力があります。
お肉は咀嚼が面倒、と言う声を聞きますが、口に入る段階である程度タンパク質が分解されていると、体の中で消化酵素の使用を控えることができます。
私は、調理する際は肉類はすべて塩麹に漬け込んでから使用しています。消化にもやさしいし、甘みも増します。
低温設定ができる調理器具があると簡単に塩麹や醤油麹が作れます。
ヨーグルティアSで自家製塩麹作り タンパク質分解酵素の力でお肉を柔らかく仕込む【お肉の漬け方動画あり】
③ビタミンB群の摂取
酵素単体で働くものもあれば、補酵素を必要とする場合もあります。
補酵素の働きをしてくれるものがビタミンB群です。
- ナイアシン
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
私はサプリも活用しています。ビタミンB群も上手に摂取しましょうね!
ホットクックでタラとじゃがいもの煮込み タラからビタミンB12を摂取する【貧血女子に捧げるレシピ】
【参考記事】東京薬科大学 酵素
まとめ
- 酵素とは
- 酵素の働き
- 酵素を有効活用するには
- 外から取り入れられる酵素や酵素を活性化するビタミン
上記4点を紹介しました。
食べ過ぎ、飲み過ぎを防ぎ、体の中で酵素を上手に活用しましょうね。
そして、外から取り入れられる酵素も上手に活用し、健康な身体を維持していきましょう!
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